ニュースリリース

家畜管理や高所での読み取り作業を安全に!
スティック型RFIDリーダーライターの開発を完了

2010年5月10日

 情報管理ソリューションのトッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)は、Bluetoothを搭載したスティック形状のRFIDリーダーライターの開発を完了しました。全長1mのスティック状の筐体の先端部にタグの情報を読み書きするアンテナを搭載しており、高い位置や狭い隙間の奥など従来のリーダーライターでは作業効率や安全に問題のあった場所でのタグの読み取りを簡単かつ安全に行うことができます。また、Bluetoothの通信モジュールを搭載しており、タグの情報をPDAなどの上位装置と無線通信でやり取りすることができます。

製品写真

運用イメージ

背景

 家畜の管理や各種設備の保守メンテナンス業務において、有線式やハンディターミナルといった従来型のリーダーライターでは、読み取り作業の効率や安全性に問題がある場面が多くありました。
 トッパンフォームズではこの状況に着目し、RFID対応の業務用PDAで現場経験が豊富な、NECインフロンティア株式会社との共同企画により本製品の開発にいたりました。

製品の特長

(1)スティック形状で読み取り作業の安全・効率化を実現
 全長1mの スティック形状で、先端部にタグの情報を読み書きするアンテナを搭載しているため、危険が伴う電柱や空調システムなどの高い位置や、作業の負担が大きいマンホールなどの低い位置、狭い隙間の奥の設備管理など、さまざまなシーンのタグ読み取り作業を安全で効率よく行うことができます。
 また、豚などの家畜をRFIDによって管理するシーンでは、読み取り時に手を噛まれるなどの危険がありましたが、本製品を活用することで安全に作業を行うことができます。
(2)運用シーンを考慮した設計
タグの読み書きが完了した際にLED点灯とバイブレーターの振動により作業者に通知する機能を持っています。また、アンテナ部(写真)は直接水流がかかっても故障しないIP55相当の防塵防水性能を持っており、汚れた際には水や消毒液で洗浄することができます。万が一、破損した場合には、アンテナ部だけの交換ができる構造になっています。さまざまな運用シーンを考え、使い勝手の良い製品設計をしています。

アンテナ部

(3)無線通信や軽量設計で、作業時の負担軽減を実現
 タグ情報の読み書きを管理するPDAなどの上位装置とはBluetoothで接続します。無線で通信をするため配線などを気にする必要がありません。また、420gと軽量で片手での操作ができる重さのため、作業に大きな負荷がかかりません。

製品の詳細

  • ○家畜の管理や各種設備の保守メンテナンス業務において、有線式やハンディターミナルといった従来型のリーダーライターでは、読み取り作業の効率や安全性に問題がある場面が多くありました。
  • ○本体サイズ:全長1,080mm、アンテナ部Φ65mm、操作部Φ35mm
  • ○電源:アルカリ単三乾電池4本(充電式電池の使用可)
  • ○動作時間:連続動作時2~3時間(ただし、電池種類および運用により変動)
  • ○本体重量:420g(単三電池4本含む)
  • ○動作環境:温度0~40℃、湿度30~80%(ただし、結露がないこと)
  • ○防塵防水性能:IP55相当(アンテナ部)

今後の展開

 トッパンフォームズは、2010年度中に本製品の量産・販売を開始し、発売から2年間で5,000台の販売を目指します。
以上

  • ※BluetoothはBluetooth SIG.,U.S.Aの登録商標です。トッパンフォームズは、 ライセンスに基づいて使用しています。
トッパン・フォームズ株式会社 広報室
本社:東京都港区東新橋1-7-3
TEL:03(6253)5730<ダイヤルイン>
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