ニュースリリース

運転免許証と印影の同時撮影により
スマートフォンだけで口座開設申し込みが完了
- 新生銀行が日本で初めて印影の電子的取得を開始 -

2014年3月27日

情報管理ソリューションのトッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)は、スマートフォンのカメラ機能で運転免許証と届出印の印影を同時に撮影することにより、スマートフォンだけで口座開設申し込みが完了できるサービス「FastShot/ファストショット」の提供を開始しました。「ファストショット」により、口座開設期間を大幅に短縮できます。さらに、申込書の入手や証明書類のコピーなどのエンドユーザーの手間を省き、手続きの簡易化につなげます。
エンドユーザーは画面の指示に従い個人情報を入力し、撮影した運転免許証と印影の画像データとともにトッパンフォームズのサーバーへ送信します。トッパンフォームズでこれらの情報を組み合わせた審査用帳票のPDFデータを自動生成し、銀行のサーバーへ送信します。そのため、銀行側は従来の審査フローを大きく変える必要がありません。
「ファストショット」は株式会社新生銀行(以下、新生銀行)に採用され、3月27日より稼動しました。これにより新生銀行は、国内の銀行で初めて印影の電子的取得を行います(当社調べ)。最大の特長は、全国共通サイズの運転免許証と届出印の印影を並べて撮影することで、印影のサイズを運転免許証の大きさとの比較により正確に把握できる点です(新生銀行と共同特許出願中)。
現在、新生銀行では、リモートチャネルでのお取引の利便性を高めるため、特にスマートフォンにおけるサービス拡充を推進しています。「ファストショット」の採用により手続きを簡易化し、口座開設数の増加につなげていきます。

アプリ画像イメージ、運転免許証・印影撮影シーン

特長

  1. スマートフォンだけで銀行への本人確認書類の提出と届出印の登録ができ、口座開設申し込みが完了します。
  2. 全国共通サイズの運転免許証と印影を同時に撮影する事で、印影のサイズを運転免許証の大きさとの比較により正確に把握できます。
  3. 口座開設手続きの簡易化により、新生銀行では最短4営業日での口座開設が可能です。
  4. 入力された個人情報、運転免許証と印影の画像データを組み合わせた審査用帳票(PDFデータ)が自動生成されるため、現行の審査業務の運用を大きく変更する必要がありません。
  5. 銀行の管理者はエンドユーザーの申し込み状況をWeb上で確認することができます。
口座開設までの流れ

今後の展開

トッパンフォームズは、金融機関のニーズに合わせて、「ファストショット」などのスマートデバイス対応ソリューションと、ビジネスフォーム、データ・プリント・サービス(DPS)、ICカード発行やビジネスプロセスアウトソーシングなどのサービスと組み合わせ、事務効率化とコスト削減を実現するワンストップソリューションをお客様に提供していきます。

以上

※「DPS」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。

※「FastShot/ファストショット」は、トッパン・フォームズ株式会社にて、商標登録出願中です。

※ 記載された製品名などは、各社の登録商標あるいは商標です

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TOPPANエッジ株式会社

経営企画部広報チーム
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TEL:03(6253)5730<代表>

※ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なく変更されることがあります。