ニュースリリース

新電力向け請求書Web配信サービス「エネイージー」を発売

2014年10月6日

情報管理ソリューションのトッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)は、11月1日より、新電力小売事業者(以下、PPS)の請求業務を簡易化するSaaS型請求書Web配信サービス「エネイージー」の提供を開始します。
「エネイージー」は、PPSが事業運営する際に、最も煩雑かつ、今後の増加が見込まれる請求業務を電子化することにより、強力にサポートします。請求書は利用者が選択した形式(Web閲覧、メール配信、PDF配信)に合わせて、当社サーバーで生成。パソコン、スマートフォン、タブレットなどさまざまな端末で閲覧可能です。お客様が行う作業は、利用料金の請求データ(CSVファイル)を当社サーバーに送信するだけです。また、データの受け渡しはすべてSSL接続により、暗号化して行われるのでセキュリティー面も安心してご利用いただけます。加えて、同様の請求データから、紙の請求書も発行可能なため、お客様は利用者のニーズに合わせた請求業務を行うことができます。

背景

2016年4月より開始される一般家庭への電力小売自由化には、新規参入事業者358社(*1)が登録し、顧客件数約8,420万件、市場規模は約7兆5,000億円(*2)とも言われています。現在、PPS各社は顧客獲得のためのプロモーションや事業計画立案、運営方針などの策定を行っています。また、開始後の業務運用においては、電力利用者との契約や月々の検針、請求業務など煩雑なバックオフィス業務の発生が想定されます。
トッパンフォームズは、「エネイージー」による請求業務支援を中心に、申し込み手続き時の契約業務(申し込み情報の不備確認・入力業務、不備書類の返送など)や、支払い通知の送付(振込票、督促状、領収証など)から、顧客獲得のためのプロモーション活動やダイレクトメールの送付まで、包括的かつ強力にバックアップします。

サービスイメージ

PPS向け請求書Web配信サービス「エネイージー」の特長

  1. パソコン、スマートフォン、タブレットなどのさまざまな端末で請求書表示が可能
    また、利用者の要望に合わせて、同じデータから紙の請求書の発行にも対応
  2. 導入時の追加開発不要なSaaS型サービスのため、短納期・低コストでの導入が可能
  3. 請求書の電子化により、印刷・発送コストや人件費を削減
  4. ファイルの暗号化による高セキュリティーなファイル配信

今後の展開

トッパンフォームズでは、帳票のWeb配信サービスをはじめ、データプリントサービス(DPS)やBPOなどバックオフィス業務をサポートする多様なサービスを提供しています。金融や自治体をはじめとしたさまざまな業界のバックオフィス業務を支援してきたノウハウや実績を応用することにより、電力業界各社の業務効率化に貢献していきます。
トッパンフォームズは、エネルギービジネス事業者との関係を強化し、PPS分野においては「エネイージー」を中心とする関連業務全体で、2016年度までに10億円の売上を目指します。

以上

*1 出所:資源エネルギー庁「特定規模電気事業者連絡先一覧」2014年9月現在

*2 出所:資源エネルギー庁「電力システム改革の第2弾改正に向けて」2013年12月現在

※「DPS」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。

※「エネイージー」は、トッパン・フォームズ株式会社にて、商標登録出願中です。

印刷用PDF(224KB)

TOPPANエッジ株式会社

経営企画部広報チーム
本社:東京都港区東新橋1-7-3
TEL:03(6253)5730<代表>

※ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なく変更されることがあります。