ニュースリリース

クラウド型決済プラットフォーム「シンカクラウド」全店に導入完了 ヨドバシカメラで交通系電子マネー、楽天Edy、iD、QUICPay決済サービス刷新
-1台の決済機で電子マネー決済とヨドバシゴールドポイントを共存-

2015年10月8日

TFペイメントサービス株式会社

トッパン・フォームズ株式会社のグループ企業であるTFペイメントサービス株式会社(以下、TFPS)は、株式会社ヨドバシカメラ(以下、ヨドバシカメラ)の全国22店舗に対してクラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud/シンカクラウド」の導入が完了したことを発表します。今回導入されたサービスは、ヨドバシカメラ店舗で交通系電子マネー、楽天Edy、iD、QUICPayといった主要な電子マネー決済と、「ヨドバシゴールドポイントサービス」がレジ前の1台のクラウド型決済機に整理・統合して提供されていることが最大のポイントです(ポイントカードは、ヨドバシカメラが国内流通業で初めて考案したシステムです)。

ヨドバシカメラ マルチメディア博多のカウンター

また、この統合されたサービス提供に関する開発コストは、「シンカクラウド」が提供する電子マネー決済のクラウド機能を最大限に活用することにより、従来型の約1/5まで圧縮することが可能となりました。このコスト削減効果は、ヨドバシカメラ全店でお買い物をされるお客様の利益として還元されることを目標としてTFPSが実現したものです。TFPSでは、今回の構築事例をもとに、一般的な量販店が提供するポイントサービスとクラウド型電子マネー決済を安価に組み合わせる技術を確立し、「シンカクラウド」の価値を最大限に引き出すことで、更なる拡販を目指します。
なお、「シンカクラウド」は、店頭での利用可能な対面決済とインターネット上で利用可能な非対面決済の2つの決済方式を提供しています。今後は、2013年2月にヨドバシカメラとTFPSで基本合意した内容に基づき、ヨドバシ・ドット・コム上のインターネット決済においても、電子マネー決済の実現に向け取り組み、お客様の更なる利便性向上と利益還元を図っていきます。

以上

※「Thincacloud/シンカクラウド」は、TFペイメントサービス株式会社の登録商標です。

※記載された製品名等は、各社の登録商標あるいは商標です。

参考情報

■NFC(Near Field Communication:ISO/IEC 18092、21481)について

全世界で20億個出荷されている「MIFARE」の開発元であるNXP Semiconductorsと、日本やアジアで普及し、4億個出荷されている「FeliCa」の開発元であるソニー株式会社が共同開発した13.56MHz帯の近距離無線通信規格で、2003年12月に国際標準規格(ISO/IEC)で認定されました。

【NFCの基本性能】

  1. カードエミュレーション
    「FeliCa」や「MIFARE」などのICカードとして機能します。
  2. リーダー・ライターエミュレーション
    「FeliCa」や「MIFARE」などのリーダー・ライターとして機能します。
  3. 端末間通信
    NFC対応の機器間で、煩雑な機器間の認証操作なしで双方向通信ができます。
    また、認証だけをNFCで行い、それから先をより高速なBluetoothやWi-Fiに通信を引き継ぐことができます。
■TFペイメントサービス株式会社について
社名
TFペイメントサービス株式会社
本社所在地
東京都港区芝大門1-10-11
設立
2011年12月
代表者
代表取締役社長 黒羽 二朗
事業内容
インターネットを利用した情報システムおよび通信ネットワークの企画、設計、開発、インターネットを利用した商取引、決済処理に関する業務の受託およびその代行、集金代行業務、およびその周辺業務
URL
http://www.thincacloud.com/

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TOPPANエッジ株式会社

経営企画部広報チーム
本社:東京都港区東新橋1-7-3
TEL:03(6253)5730<代表>

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