ニュースリリース

企業のビッグデータ分析・活用を加速するデータ分析システム改善ソリューションを提供開始
データマート構築と自動化・可視化ツール導入で業務工数を大幅削減

2017年2月6日

デジタルハイブリッドのトッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)は、お客さまのビッグデータ分析・活用業務を最適化し、マーケティング活動を活性化する「データ分析システム改善ソリューション」の提供を本日より開始します。
本ソリューションでは企業の既存システムに「データマート*1」を構築してデータ分析業務を効率化するとともに、レポート作成の自動化や可視化ツールの導入を低価格かつ短期間で行います。それによりデータ抽出から加工・集計、レポート作成にかかる工数を削減し、データ分析業務を大幅に効率化します。導入費用*2はデータマート構築が500万円(税別)から、レポートの自動化が200万円(税別)から、構築日数は約3カ月からです。

データ分析システム改善ソリューション導入後の業務フロー

背景

昨今、多くの企業がビッグデータ活用に注力していますが、データ分析業務は十分なシステム化がされていないことや担当者が少数もしくは他業務と兼務していることが多く、多大な業務負荷がかかっているのが現状です。これはデータ分析とシステム構築の両方のスキルを持つ人材の不足も原因の一つだと考えられます。
一方でIoT(モノのインターネット)の進展による収集するデータの大幅な増加や改正個人情報保護法に個人情報を個人が特定できない形に加工処理した「匿名加工情報」に関する規定が新設されること、郵便料金の改定により企業のダイレクトメール施策などでデータ活用の重要性が増すなどの要因により、ビッグデータの分析・活用に対するニーズは一層拡大しています。

導入の流れ

  1. 導入コンサルティング・改善プランの策定
    お客さまのデータ分析業務のフローやシステム環境を確認の上、改善プランを検討・策定
  2. データマート、自動化・可視化ツールの開発
    改善プランに合わせてお客様のシステム環境にデータマートの構築と自動化・可視化ツールを導入
  3. 運用開始
    プログラムの稼動テストやレポートの整合性テストを実施後、運用開始
    当社データサイエンティストによる保守管理(オプション)を実施

今後の展開

トッパンフォームズのマーケティング支援ソリューション「LABOLIS(ラボリス)」では、お客さまが実施するマーケティング施策の課題抽出から施策の立案・実施、クリエイティブの開発・提供までを科学的根拠を基に構築した最適なソリューションを提供し、お客さまのデータドリブンなマーケティング施策の実行をサポートしていきます。
またトッパンフォームズではデータ分析業務全体を受託するデータ分析BPOサービスも提供することで、社内にデータ分析部門を持たない企業や選任担当者がいない企業でも当社のノウハウを活用してビッグデータ分析に取り組むことが可能になります。
トッパンフォームズは本ソリューションを2018年度までに15社に提供し、本ソリューションを加えたマーケティング支援ソリューション全体で2億円の売り上げを目指します。

LABOLIS(ラボリス)について

ラボリスでは、お客さまの個客コミュニケーション上の企画課題に対して、アンケートによる生活者調査や、視線計測調査、顧客データ分析などの科学的なアプローチを用いたサービスにより、お客さまと共に最適な解決策の発見・企画を行います。
詳しくはこちらをご覧ください。
URL:http://labolis.toppan-f.co.jp

以上

*1 データマートとは顧客データを用途に応じて整理し、参照可能にしたデータベースのこと。

*2 カスタマイズ内容により構築の費用・日数が変動するため、詳細は別途お見積もりいたします。

※「LABOLIS」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。

※その他記載された製品名等は、各社の登録商標あるいは商標です。

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TOPPANエッジ株式会社

経営企画部広報チーム
本社:東京都港区東新橋1-7-3
TEL:03(6253)5730<代表>

※ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なく変更されることがあります。