ニュースリリース

高セキュリティのクラウドサービス「ドックバリュー」提供開始
拡張性と柔軟性を持ち、文書を一括で電子保存・管理

2017年6月22日

デジタルハイブリッドのトッパン・フォームズ株式会社(以下トッパンフォームズ)は、企業の各部門や業務システムの単位で個別に作成されてきた膨大な企業内文書を高セキュリティ環境下で一括保存・管理ができる電子保存クラウドサービス「DocValue/ドックバリュー」を2017年6月22日から販売します。ドックバリューはオープンソースの基盤ソフトウェア群「OpenStack」を利用して東京都内にあるデータセンター内にクラウド環境を構築。高いスケーラビリティ(システムの拡張性)と柔軟性を合わせ持ち、必要な時に短期間でお客さまが望む規模の電子保存サービスを提供します。お客さまとの契約形態はクライアントライセンスフリーを採用、大規模利用時における導入コストを大幅に抑えます。またWebインターフェースにはHTML5を採用、モバイル端末を含めたマルチデバイスへの対応が可能です。さらに多言語対応のためグローバル展開する企業でも企業内文書の利活用が簡単で、全社情報管理業務の効率化につなげることができます。

DocValueの概要

背景

企業の情報システムに求められるテーマの一つに企業内文書の電子化や情報資産の有効活用があります。個別の部門要件ごとの電子化はビジネス全体のインフラには至っておらず、特に企業の業務運用に欠かせない帳票文書の電子保存には多くの課題が存在しています。企業の電子保存環境はグローバル化やガバナンスの強化、BCP対策(事業継続・危機管理への対応)を背景に帳票文書の管理・運用の厳正化、ITによる高度化が必要不可欠です。全体最適化に向けた電子保存環境の刷新・内製にとどまらず、全社的なペーパーレス化とともに、グローバルに対応した電子保存環境を整備する新たなインフラの実現が急務となっています。

特長

  1. 部門単位から全社レベルの電子保存アウトソーシングまで展開を容易にする拡張性と柔軟性
  2. 業務に欠かせない帳票文書全般の管理・運用を高セキュリティ環境で実現
  3. クライアントライセンスフリーで管理・運用のコストを最適化
  4. 多言語対応による帳票文書の一括電子保存、全社業務の効率化
  5. 高度化されたアウトソーシング基盤によるガバナンス強化・BCP対応
  6. 紙帳票の電子化から電子配信、原本保管まで一貫した連携が可能
  7. HTML5採用でタブレットなどモバイル端末で利用が可能
  8. データセンター内のクラウド環境構築にオープンソースのOpenStackを採用

今後の展開

トッパンフォームズでは、帳票ライフサイクル(発生・活用・保存・廃棄)を紙と電子の両面からサポートするデジタルハイブリッド型帳票プラットフォーム「EFMS」を活用し、製造業・自治体など新たな市場へ提供を行います。ドックバリューは帳票ライフサイクルの「保存」の部分にあたるサービスとしてビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)やデータ・プリント・サービス(DPS)と事業連携を強化することでお客さまの業務全てにソリューションを提供できるように価値の創出と適用業務範囲の拡大に努めます。
ドックバリューを中心とした電子化文書の管理・長期保存サービスを展開し、2019年度までに 20億円の売り上げを目指します。

以上

※「デジタルハイブリッド」「DocValue/ドックバリュー」「EFMS」「DPS」「WebBureau/ウェブビューロー」はトッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。

※その他記載された製品名等は、各社の登録商標あるいは商標です。

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TOPPANエッジ株式会社

経営企画部広報チーム
本社:東京都港区東新橋1-7-3
TEL:03(6253)5730<代表>

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