ニュースリリース

トッパンフォームズ、複数拠点での即時帳票印刷を可能にする「プリント・データ・トランスファー」を提供開始
~NECのクラウドを活用し、サービスを共同開発~

2017年12月4日

トッパン・フォームズ株式会社
日本電気株式会社

トッパン・フォームズ株式会社(以下トッパンフォームズ)は、「送り状」「納品明細」「作業指示書」など、現場での即時大量印刷を必要とする帳票出力用データの生成・配信サービス「Print Data Transfer/プリント・データ・トランスファー」の提供を本日より開始します。
トッパンフォームズと日本電気株式会社(以下NEC)が共同開発した「プリント・データ・トランスファー」は、トッパンフォームズの「帳票生成基盤」で生成したプリントデータを、NECのクラウド基盤サービスにより構築した「統合印刷管理」クラウドにスプールし、お客さまの拠点プリンターでの即時印刷を可能にします。これによりプリントデータ生成・配信のアウトソーシングが可能となり、企業の帳票出力に関わるコストと労力を最適化します。

Print Data Transferの概要

背景

製造・流通業などを中心に物流倉庫や配送センターなどの拠点で使用される「送り状」「納品明細」「作業指示書」などの帳票は、印字データの抽出から帳票の印刷・利用までの期間が短いため外部への製造委託ができず、企業では自社で帳票作成システムを保有し運用をしています。しかしシステムの保守作業やバージョンアップ対応などに多大なコストと労力がかかるため、外部サービスの利用やアウトソーシングの需要が高まっています。

ソリューション

「プリント・データ・トランスファー」はこれらの課題を解決し、トッパングループデータセンターとNECのクラウド基盤サービスを組み合わせた堅牢なセキュリティ環境の下で大量のプリントデータの生成・管理を行い、各拠点での大量印刷の機能を実現する新たなプリントソリューションとして開発しました。

特長

  1. お客様の既設印刷機器にクラウド経由でオンデマンド印刷することが可能
  2. Web画面操作により、お客様側で印刷完了確認等の運用管理機能を利用可能
  3. 重要な帳票データ全般の管理・運用を高度なセキュリティ環境で実現

今後の展開

トッパンフォームズでは、帳票ライフサイクル(発生・活用・保存・廃棄)を紙と電子の両面からサポートする帳票運用管理トータルアウトソーシングサービス「EFMS」の拡販を製造業・自治体などを中心に行います。「プリント・データ・トランスファー」は帳票ライフサイクルの「活用」の部分にあたるサービスとしてビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)やデータ・プリント・サービス(DPS)などのサービスとの連携を強化することで、お客さまの業務全てにソリューションを提供できるように価値の創出と適用業務範囲の拡大に努めます。
トッパンフォームズは「プリント・データ・トランスファー」関連サービスで、2019年度までに5億円の売り上げを目指します。
NECは今回のような、印刷データをNECのクラウドで管理しお客さまの拠点で印刷可能とするサービスを実現する基盤を、今後さまざまな事業者に提供し、さらに事業を拡大していきます。
NECグループは安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。NECは先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

以上

※「デジタルハイブリッド」「Print Data Transfer/プリント・データ・トランスファー」「DPS」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。

※その他記載された製品名などは各社の登録商標あるいは商標です。

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TOPPANエッジ株式会社

経営企画部広報チーム
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TEL:03(6253)5730<代表>

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