社員紹介

プロジェクト全体を俯瞰する調整力と提案力が、
チームリーダーとして腕の見せどころ。

システムエンジニア小松 嵩実

  • 入社4年目
  • システムデザイン学部 システムデザイン学科 卒業

主に金融機関向けのモバイルサービスのシステム開発を担当。
チームリーダーとして、リリースまでの開発工程の管理を行う。

システム開発ではさまざまな部署との連携と調整も大切

証明書類の送付業務を電子化する「FastShot」というスマートフォンアプリなどのシステム開発を担当しています。 プログラミングを行うイメージが強いかもしれませんが、私は主にシステム開発の見積もりから、要件を実現するためのシステム設計や開発スケジュールの作成、リリース前後の検証など開発工程全体の管理を行っています。

現在は証券会社や銀行といった金融機関さま向け案件のチームリーダーを任されています。案件ごとに開発期間・工数は異なるのでチームメンバーや協力会社の方々と作業分配を考え、指示を出すことが私の役割です。

業務上で苦労することは他部署との連携や全体スケジュール調整です。システム開発では前後の工程に関わる部署だけでなく営業や品質管理といったさまざまな部署との調整も必要になります。例えばある工程で仕様の変更が発生した場合、全体の納期やコストにも影響を及ぼしかねません。それを防ぐためにスケジュールや開発工数の調整が発生します。各部署で意見や要求が異なることも多いのですが、それぞれの意見を考慮しながら最適解を提案していきます。この調整が開発者として難しいところでもあり、腕の見せどころでもあります。また想定されるリスクをあらかじめ洗い出した上でスケジュールを組むことも大切です。

地道な努力を重ね、3年目で開発チームのリーダーに

仕事でやりがいを感じるのは、やはり自分が開発に携わったアプリが一般公開され、実際に生活者に使用されているのを見たときです。私たちのシステムは何人ものチームで何カ月もかけて開発するものが多く、完成まで大変苦労しますが、その分開発したシステムが無事稼動したときの喜びはひとしおです。
入社当初は開発の知識が何もなく、目の前にある業務をこなすことで精一杯でした。知識を増やすために1年目はWebの基礎やIT関連の資格を取るなど地道に勉強しました。日々の業務で失敗もたくさん経験しました。知識や経験を積み重ねるなかで、目先の業務だけでなく工程の先を予測した意見を徐々に提案できるようになり、2年目には案件の主担当、3年目には複数の案件を管理するリーダーという立場を任せてもらえるようになりました。
プロジェクトが成功するか否かは、いかにより良いアイデアを提案するかにかかっていると考えています。良いアイデアを生み出すには「見やすさ」「使いやすさ」といったアプリを使用する生活者としての目線とシンプルで運用しやすいシステムであるか、品質は担保できるかといった開発者としての目線の双方が大切です。今後はプロジェクト全体を俯瞰的に見る調整力とより良いシステムを開発する提案力を磨き、チームリーダーとしてさらに成長していきたいです。

Column

アプリの動作確認用スマートフォンです。
各機種ごとに動作スピードや不具合が無いかなど、丹念にチェックを行います。