株主・投資家の皆さまへ

「デジタルハイブリッド新時代」を切り拓く

代表取締役社長

坂田 甲一

 株主・投資家の皆さまには平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

 変化の激しい現代において、紙とデジタルの両面からソリューションを提供できることは、当社グループの大きな強みです。第64期からはその独自性をアピールするために「デジタルハイブリッド」を掲げ、当社グループの存在意義を市場に訴求してきました。第65 期においては、デジタル領域でのさらなるプレゼンス向上を重点課題の一つとし、基本方針を「デジタルハイブリッド新時代 開拓者(パイオニア)精神を結集し、新たな価値を創造する。」と定めました。当社が築き上げてきた強みの上に強みを重ねながら、新たな領域へ挑戦するという思いを込めています。

 第65期も成長領域へ経営資源を集中し、トッパンフォームズグループの総力を結集して業績回復を目指します。
 「データ&ドキュメント事業」では、市場ニーズの高い「入力」「保管」「配信」の分野でデジタル商材のラインアップを強化・拡販するとともに、VRM/PDSといったデータ流通分野で新ビジネスモデルの早期立ち上げを目指します。
 「ITイノベーション事業」ではペイメントサービスがいよいよ本格稼動のフェーズを迎えております。IoT 分野ではmtesNeural Networks(エムテス ニューラル ネットワークス)株式会社と資本提携し、同社の有する通信技術を活用して、構造ヘルスモニタリングなど新しい領域へと事業を拡大してまいります。
 「ビジネスプロダクト事業」では情報機器、開発商品における高付加価値商材の拡販、「グローバル事業」ではASEANを中心としたボーダレスな事業基盤拡大に注力します。
 さらに「フロンティア」領域への本格的な取り組みを開始しました。IT 化、グローバル化、人口減少・少子高齢化社会の進展を見据え、ライフケア関連など、新たなビジネス創出に挑戦します。

 デジタル化の急速な進展でビジネス構造が激変する中、当社グループは非常に厳しい経営環境にありますが、他社に追随できない専門性の高い領域でビジネスを展開、差別 化を図りながら新事業・サービス創出を推進、成長軌道への回帰を目指します。

 株主の皆さまにおかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。