ニュースリリース
ジェイエスキューブが仙台にセンター新設
グループでBPO事業強化、雇用面から被災地を支援
2013年10月28日
トッパン・フォームズ株式会社
株式会社ジェイ エスキューブ
トッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)とそのグループ会社である株式会社ジェイ エスキューブ(本社:東京都港区、岩﨑孝史社長、以下、ジェイエスキューブ)は、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)事業を強化するため、さまざまな取り組みを進めています。その取り組みの一つとして東日本地域およびグループ全体におけるBPOニーズ増大に対応するため、ジェイエスキューブが11月1日、仙台市内にBPOセンターを新設します。同社が東北地方にBPOセンターを開設するのは初めてで、大型高速スキャナーとデータ入力マシンを備え、各種申し込み書類など紙文書の電子化とデータ入力を中心にした入力業務を行います。また、グループの事業継続計画(BCP)強化も目的の1つです。ジェイエスキューブはスキャニングなど入力分野に強みを持ち、データ印刷など出力分野に強いトッパンフォームズとのシナジーを生み出すことで金融業やサービス業を中心にニーズが高まっている一括型BPOの受託に注力していきます。なお、新設するBPOセンターは仙台市が設定した民間投資促進特区(IT特区)内に立地しているため、仙台市の助成金などの優遇措置を受けることができます。ジェイエスキューブは宮城県内から従業員を募ることで雇用面からの被災地支援に協力します。
背景
トッパンフォームズは申込書などのビジネスフォーム(BF)印刷と、企業からお預かりした個人データをBFに印刷して通知物にするデータ・プリント・サービス(DPS)を中核とするアウトソーシングビジネスを行っています。ここ数年は、得意先から求められるアウトソーシング領域が拡大し、エンドユーザーから送付された申込書などの書類受付から、記載内容のチェック、電子化などを含む一連の業務を一括して請け負うBPOへと手掛ける事業の領域が広がっています。こうした市場の動きに対応し、2013年4月にジェイエスキューブを子会社化、両社のシナジーによる一括BPO受託体制の整備に取り組んでいます。
今後の展開
トッパンフォームズは、金融機関や官公庁・自治体などの業界特化型大規模BPOへの対応力強化を目的として東京都日野市にBPOセンターを建設中(10月末竣工予定)です。これにグループを含め各地のBPOセンターを連携させ、さまざまな地域のさまざまな規模のBPOに対応する体制を整え、グループ全体でBPOのさらなる事業拡大を目指します。
株式会社ジェイ エスキューブの概要
- 所在地
東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルA館13階 - 代表者
代表取締役社長 岩﨑孝史 - 事業内容
ドキュメントアウトソーシング事業、機器ソリューション事業、人材派遣スタッフサービス事業 - 資本金
1,000百万円 - 設立
2007年7月2日 - 従業員数
541名(2013年4月1日現在、現業社員を除く) - 株主
トッパン・フォームズ株式会社(100%)
ジェイエスキューブ 仙台センターの概要
- 所在地
仙台市内 - 建物の構造
地上9階鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)構造、新耐震構造 - フロア面積
811平方メートル(2フロア分) - 業務エリア
スキャニングエリア、データ入力エリア
民間投資促進特区(IT特区)の概要
- 認定日
2012年6月12日 - 対象区域
宮城県の17市町村78区域 - 対象業種
(1)ソフトウエア業、情報処理・提供サービス業
(2)インターネット付随サービス業
(3)コールセンター
(4)BPOオフィス
(5)データセンター
(6)設計開発関連業
(7)デジタルコンテンツ関連業
以上
TOPPANエッジ株式会社
経営企画部広報チーム
本社:東京都港区東新橋1-7-3
TEL:03(6253)5730<代表>
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