ニュースリリース

保冷剤「メカクール」の凍結可視化製品を開発

2013年1月18日

情報管理ソリューションのトッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)は、冷凍品向けの-18℃帯の保冷剤「メカクール」に対し、融解時と凍結時を濃紺から白による色の変化で、目視による判断が明確にできる改良製品を開発し、1月18日より販売を開始します。

製品写真

現状の「メカクール」は、融解時と凍結時とで色や形状の変化が少ないため完全凍結状態の判断がしにくく、蛍光灯などに透かして凍結状態を確認しなければなりませんでした。
今回、トッパンフォームズが開発した保冷剤は、独自配合で実現した成分の冷凍時の構造変化を利用しているため、凍結の状態を目視で簡単に確認できます。使用可否を容易に判断できるため、作業性が大幅に向上する他、材質を変更したことによって約10%の冷凍時間短縮ができ、環境負荷の低減にも役立ちます。当社の開発方針である「ライフサイクル全体を考えた環境配慮に優れた製品開発」の方針にも沿った製品となっています。価格は、従来品と同価格とします。

トッパンフォームズは、-18℃帯以外に-2℃、-5℃、-10℃、-25℃の合計5種類のメカクールを扱っており、今年度中に-18℃帯以外の製品も見える化の改良を終了する予定です。
販売先としては、引き続き用途が拡大している定温輸送が要求される物流業界へ積極的に紹介し、2014年度に-18℃帯メカクールで保冷箱を合わせて10億円の売り上げを見込みます。

以上

※「メカクール」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。

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