トッパンフォームズのサステナビリティ

基本的な考え方

私たちは「社会益」「会社益」「個人益」の三益から成る「三益一如」を経営信条とし、社会課題の解決に貢献する事業の提供や、環境や多様性など持続可能性に配慮した企業活動を展開しながら、会社と従業員が持続的に成長し続けていくことを目指し活動してきました。
利潤の追求だけではなく、「社会やお客さまの課題解決に貢献する」「会社が持続的に成長する」「従業員が自分の幸せを追求する」、この3つの同時実現を目指してこそ、私たちの存在意義がある。この経営信条に込められた精神を忘れずに、トッパンフォームズグループをとりまく全てのステークホルダーから信頼され、ともに成長できる企業であり続けるよう、活動を行っています。

目指す姿

営業を開始して56年、さらにその先も持続的に成長し続ける企業であるために、私たちは企業活動を通じて生み出した「利益」や「幸せ」を
全てのステークホルダーと享受していきたいと考えています。

目指す姿 ▶︎ グッドカンパニー キーワード:100年続く企業 人を幸せにする会社、人が幸せになるチーム Happiness Flow

経営信条と行動指針

経営信条「三益一如」を実践するために従業員が取るべき行動をまとめた「トッパンフォームズグループ行動指針」を制定しています。
「人権の尊重」「法令遵守」「品質の向上」「環境保全」など10項目の基本原則と55項目の具体的指針で構成され、社会から信頼される存在であるために守るべき原則が明記されています。この経営信条と行動指針をベースに環境などトッパンフォームズグループの理念・方針、調達基準も定められています。

経営信条「三益一如」

トッパンフォームズグループの創業の精神であり、企業活動の根幹。普遍の理念として、企業基盤に深く浸透しています。
お客さま、株主・投資家、ビジネスパートナー、地域社会、従業員など、私たちを取り巻く全てのステークホルダーとともに持続的な成長を目指します。

社会益
私たちは事務革新のパイオニアとなり日本経済発展のために寄与いたします。
会社益
私たちは事務革新のパイオニアとなり会社の発展向上のためにつくします。
個人益
私たちは事務革新のパイオニアとなり自分の幸福を築くために頑張ります。

トッパンフォームズグループ行動指針(10の基本原則)

  • 基本的人権を尊重する
  • 高い倫理観を持ち、良識ある社会人として行動する
  • 法令および社内規程を遵守し、公正に業務を遂行する
  • 反社会的勢力との一切の関係を遮断する
  • 品質の向上に努め、お客さまの満足に資する作品を提供する
  • 事業に関わる情報の重要性を認識し、適切に管理する
  • 地球環境の保全に積極的に取り組む
  • 変化を捉え、新たな可能性に挑戦する
  • 社会貢献活動や適切な情報開示を通じて、社会からの信頼を醸成する
  • 個々の力を結集し、グループ総合力を最大限に発揮する

サステナビリティの重要課題

重要課題の整理

SDGsへの取り組みを本格化するにあたり、企業にとって重要な「事業活動」での貢献をより明確にすることが肝要であると考え、本業を通じた社会課題解決、企業基盤を形づくる施策による持続可能性追求の観点から「重要課題(マテリアリティ)」を整理し、改めて「サステナビリティの重要課題」として設定しました。

重要課題決定に至るプロセス

SDGsへの取り組みを含むサステナビリティ活動に影響を及ぼす重要課題の整理について、重要課題決定に至るまでのプロセスは、以下のとおりです。

  • 1

    重点的に取り組むテーマの選定

    代表取締役ほか経営層との対話を実施、根本となる考え方を確認
    • 経営信条「三益一如」の達成を目指し行ってきた企業活動が、SDGsの基本理念「誰一人取り残さない」に通じると位置付ける
    • サステナビリティ活動の推進は「本業を活かした社会課題の解決」「環境をはじめ持続可能性に配慮する」ことを前提に行う
  • 2

    重要課題 候補の抽出を実施

    (1)事業活動に関する対話の実施(事業部門、グループ会社)
    • 各部門と主力事業のSDGs貢献を精査。トッパンフォームズグループの技術やノウハウを用いることで特に課題解決に貢献できる目標を抽出
    • 情報伝達手法の創出、情報インフラの構築:お客さまの効率向上、生活者の利便性向上
    • 生産性向上を実現するソリューションの提供:お客さまのワーク・ライフ・バランス、スマートワークの創出
    • センシングデバイスなど自社技術の活用:ヘルスケア、医療分野での課題解決
    • 製品・サービス、ソリューションのエコロジー化推進:環境課題解決
    (2)企業基盤に関する対話の実施(コーポレート部門)
    • コーポレート部門と対話を重ね、以下が特に重要な課題であると再認識
    • 情報セキュリティ・サイバーセキュリティ:情報の重要性を認識、事故なく適切な管理により預託情報を守る
    • 事業継続計画:社会インフラの一端を担う企業として可能な限り事業継続を実行する
    • 健康経営、ダイバーシティ経営:健康を前提とした従業員の安全・安心な職場環境づくり、柔軟な、働きがいある環境の創出
    • 環境への取り組み:生産拠点を擁し、製品やサービスを提供する企業の責任、社会の一員として実施
    • 地域社会との協働:災害対策や自然環境保護、対話や適切な情報開示を通じ、企業の存在価値を高めていく
  • 3

    抽出した重要課題を基に、重点的に取り組むSDGsを決定

  • 4

    経営会議、取締役会へ報告

サステナビリティの重要課題と関連するSDGs

重要課題 達成目標 関連するSDGsとターゲット

事業活動

本業を活かした
社会課題の解決

安全・安心なデジタル社会の実現

企業と生活者の橋渡し役として、デジタル技術の活用と盤石なセキュリティ体制を基軸とし、利便性を高めるプラットフォームやデジタル格差解消に役立つソリューションを提供します

社会全体の生産性向上

事務効率化やコスト削減、セキュリティの向上などによるスマートワーク創出で、そこで働く人々のワーク・ライフ・バランス追求や社会全体の生産性向上実現を図ります

ヘルスケア・医療分野での課題解決

センシングなど自社技術を活かし、該当分野の課題解決に資するサービスの創出、既存ソリューションの拡大を推進します

地球環境の保全

環境に配慮した製商品・サービスの拡大

環境に配慮した製商品・サービスの数を増加するとともに、売上高における該当商材の比率を向上します

企業基盤

サーキュラーエコノミー実現への貢献

製品の省資源化、生産工程における工夫により「廃棄するモノ」を削減するとともに、マテリアルリサイクル率向上に取り組むなどサーキュラーエコノミー実現に貢献します

カーボンニュートラルの達成

カーボンニュートラルによる脱炭素社会の実現を目指し、目標達成に向けた活動を推進します

きょうじん
セキュリティ体制

最高水準のセキュリティ体制構築

情報セキュリティ・サイバーセキュリティ体制を常に最高水準に保ち、「情報」をなりわいとする企業の責任を果たします

実効性ある
事業継続計画

危機対応能力の強化

実効性の向上でさらに盤石な事業継続体制の構築を目指します

健康と安全

健康の質、職場の安全性向上

働く人々の健康の質の向上と徹底した安全対策により、安心な職場環境づくりを推進します

多様性

多様な人材が活躍する土壌づくり

多様な働き方を受容し成果の最大化を図ることで、誰もが働きがいを持ち活躍できる職場環境づくりを目指します

技術開発力の底上げのため、DX人材の雇用と育成を推進します

地域社会との協働

企業市民としての役割

地域社会の一員として、社会や地域に貢献する活動に積極的に取り組みます

サステナビリティ推進体制

  • サステナビリティ推進部門を担当する取締役を委員長とする「サステナビリティ推進委員会」を設置。同委員会でサステナビリティ推進方針や推進施策に関する審議・決定を行い、ワーキンググループなどを通じて行うサステナビリティ活動について、進捗・効果確認を実施、審議した上で経営会議、取締役会への報告を行っています。

    主な機能・役割

    1. ①トッパンフォームズグループのサステナビリティ推進に関する
      方針・活動計画、目標、施策の審議
    2. ②重点課題のインパクト分析(リスクや機会の精査)の確認
    3. ③関連するイニシアチブへの賛同方針の審議、決定
    4. ④サステナビリティ活動の対外公表に関する審議
    5. ⑤経営会議、取締役会への報告
    6. ⑥その他重要事項の検討
  • サステナビリティ推進体制

    委員会 ボードメンバー(取締役、執行役員)
    経営企画部門
    企画販促部門
    研究開発部門
    製造部門
    総務部門
    営業部門
    IT部門
    事務局:サステナビリティ担当部門

ステークホルダーエンゲージメント

トッパンフォームズは、主要なステークホルダーを株主・投資家、お客さま、地域社会、取引先、従業員とし、ステークホルダーとの高い信頼関係と協働関係を築くため、「ステークホルダーエンゲージメント」を重視しています。

ステーク
ホルダー
目的 主な取り組み 2020年度の具体的な実施内容
お客さま お客さまのニーズに応える製品・サービスを提供し続けるため、生産事業所を中心にISO9001の認証を取得し、品質マネジメントシステムの継続的な改善に取り組んでいます。製品・サービスの企画・設計段階から、情報セキュリティも含めた安全面のデザインレビューを行うとともに、環境など持続可能性に配慮した製品・サービスの開発に取り組んでいます。製商品やサービスに関しては、ショールームの設置やセミナー開催、メールマガジン配信など、多くの情報提供の機会を設けています

・お客さま満足度の向上

CX(カスタマーエクスペリエンス)の機会提供

・製品の安全性確保と品質の向上

品質委員会を中心とした品質管理・維持・改善活動

・情報セキュリティ体制の強化による個人情報保護

オリンピック・パラリンピック対策:サイバーセキュリティ体制の強化

・製商品・サービスに関する情報提供の機会

得意先向けオンライン製商品・サービス説明会の開催

株主・
投資家
公平かつ公正な情報開示をベースに、企業価値の持続的な向上と適切な利益配分により、株主・投資家の皆さまと長期的に安定した関係の構築を目指しています

・株主総会の開催

定時株主総会の開催、株主通信の発行

・決算説明会、機関投資家向け個別ミーティング開催

決算説明会/2回開催、随時個別ミーティング開催

ビジネス
パートナー
「トッパンフォームズCSR調達ガイドライン」の中でCSR調達基準を定め、原材料や設備の調達先、生産・加工委託先などの取引先との協働で、サステナブルな調達に取り組んでいます。取引先との連携により、その取り組みをサプライチェーン全体で推進し、互いの企業価値の向上を目指しています

・サステナブル調達の取り組み

CSR調達ガイドラインにのっとった調達CSR調達基準の遵守

地域・社会 事業所周辺や自治体主催の清掃活動、防火や防犯活動への参加や、地域協議会への参加を通じ地域とのコミュニケーションを図っています。企業市民として地域・社会に対する責任を果たすため、環境保全、災害時の共助、次世代育成支援を柱とした社会貢献活動に、積極的に参画しています

・地域社会との協働による地域振興

地域イベントへの参加・協賛、災害時の共助

・生物多様性や自然環境保護活動

名水保全活動、地域清掃活動

従業員 能力重視の人事施策や自己成長・自己実現の支援、多様な人材の活躍を推進する施策により、「魅力ある人材の育成」に取り組んでいます。また、安全安心な職場環境を実現するため、基本的な人権を尊重し、健康管理や増進に向けた取り組みの充実に努めるとともに、働きがいある職場環境づくりを進めています

・多様な人材の活躍支援

女性活躍関連のセミナー、介護セミナーなど

・労使のパートナーシップ

労働環境の改善に関する活動

・労働安全衛生

安全パトロールの定期的な実施

社外からの評価

  • 「SOMPOサステナビリティ・インデックス」構成銘柄に選出

    SOMPOサステナビリティ・インデックス
  • 「ダイバーシティ経営企業100選」に選出

    ダイバーシティ経営企業100選
  • 「なでしこ銘柄」に7回認定

    なでしこ銘柄
  • 「えるぼし」に認定、
    最高位の三つ星を取得

    えるぼし 三ツ星
  • 「次世代認定マーク(愛称:くるみん)」
    取得

    次世代認定マーク
  • 「健康経営優良法人」に5年連続で認定

    健康経営優良法人
  • 「DX認定事業者」の認定を取得

    DX認定事業者

主な外部団体の会員資格

トッパンフォームズグループは、サステナビリティ分野における取り組みにあたり、さまざまな外部団体に積極的に参画しています。

  • 団体名 会員資格

    一般社団法人日本経済団体連合会

    企業会員

    一般社団法人東京経営者協会

    会員

    東京商工会議所

    会員

    一般社団法人日本印刷産業連合会

    会員

    日本フォーム印刷工業連合会

    会員

    関東フォーム印刷工業会

    会員

    印刷工業会

    会員

    一般社団法人日本ダイレクトメール協会

    正会員

    一般社団法人日本印刷学会

    賛助会員

  • 団体名 会員資格

    一般財団法人印刷図書館

    維持会員

    日本シーサート協議会

    幹事会員

    フィッシング対策協議会

    正会員 運営委員

    トラストサービス推進フォーラム

    賛助会員

    電子インボイス推進協議会

    正会員

    独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構

    評議員

    一般社団法人日本テレワーク協会

    会員

    電動車活用推進コンソーシアム

    会員

    事業継続推進機構(BCAO)

    正会員